商品を売ることは、自分を買ってもらうこと。
セールスの仕事で自分を磨いていく。

大阪店 営業5課 フットウエア&アパレル事業部
2015年 入社
新井 寿仁TOSHIHITO ARAI

メインの担当はセレクトショップですか?

スポーツとファッションの垣根を越えて。

当社はスポーツ用品専門商社というイメージがありますので、アパレルショップやセレクトショップの担当というと意外に思われるかも知れませんね。私自身も「野球用品をたくさん売るぞ!」と意気込んで入社しましたから。

今はスポーツやアウトドアとタウンファッションのクロスオーバーが進んでおり、当社でもスポーツブランドのみならず、ファッションブランドも取り扱っています。常にトレンドを意識して情報へのアンテナを張りながら、ショップ様と商談を重ねて商品構成を考えたり、店頭での販売イベントの提案をさせてもらっています。
学生時代は野球部所属だったのですが、当時からファッションには興味があったので抵抗感はないですし、楽しく仕事させてもらっています。「スポーツ用品のイモト」というイメージを持たれている方もいると思いますが、ファッション好きな方も楽しく働ける環境ですね。

「別注(オリジナル)商品」のプロジェクトが印象的だったとか。

特別な価値をつくる仕事。

セレクトショップでシューズの別注商品を手がけさせていただきました。
「別注商品」というのは、色やデザインの一部を変更して、そのお店だけのオリジナルを作るというもので、ブランド好きな方やコレクターの方に注目してもらえる商品なんです。

今はネットでも実店舗でも、スニーカーは同じものが手に入りますので、お店だけの限定商品や別注商品を扱いたいというショップ様は多い。ですので、私たちがメーカー様と相談しながら提案させていただいています。

具体的にはどのような商品だったのですか。

自分のつくった商品を届ける喜び。

スウェットやパーカーで人気のあるブランドにおいての、シューズのリブランディングの一環でした。それまで量販店向けに3,000円前後で販売していたブランドのイメージを刷新し、メイドインジャパンのハンドメイドシューズとして10,000円を超える価格帯の商品にチャレンジするというものです。

商品の企画からはじまり、細かい仕様の確認、発売前のPRやSNSの運用まで。苦労はあったのですが充実した期間でしたから、店頭に並べられたシューズを見たときには達成感がありました。

職業病じゃないですけど、普段から担当ブランドの商品を着ている方に目が行くことが多くて、「あれ新作だな」とか「やっぱりあの靴売れているな」とかリサーチする癖がついているんです。

このときには、発売された商品を街で発見するのが楽しみで。靴を履いている人を見かけたときには、思わず駆け寄ってお礼を言いたくなるくらいでしたね。「この靴を選んでくれてありがとうございました!」と。それくらいに思い入れの強いプロジェクトでした。

それは嬉しいですよね!
新井さんは、もともとセールスマンへの憧れがあったとか。

セールスするのはワクワク感。

野球での経験から、スポーツで成長できることや仲間との絆の素晴らしさを感じていましたので、スポーツ関係の仕事に就きたかったんです。同時に営業職への憧れもあったので当社はピッタリでした。
当社を受ける前には、営業職に絞って他の業界の採用試験もいろいろ受けました。ただ、それは就職活動の練習のつもりで、最初から本命はイモトでした。会社説明会に参加したときの活気ある社内の雰囲気を見て「ここで働きたい!」と確信したんです。

私自身、野球をやっていた頃から購入した道具を初めて使うときのワクワク感があって。そんな気持ちになってもらえる仕事なのでやりがいがありますね。その想いはアパレルの部門にいても全く同じです。

念願叶って、入社してみていかがでしたか?

スポーツ精神が息づく社内。

説明会から面接をつうじて感じた社内の活気は常にありますね。学生時代にスポーツをしていた方が多いので、フランクに接してくれる先輩ばかりです。先輩後輩の礼儀も保たれていますし、学生時代の延長のようで居心地がいいんです。兄貴分というか、気にかけてくれる先輩が多いので仕事面でもよく助けてもらっています。

入社当時のエピソードは何かありますか。

積極性が結果を生む。

ごくたまに、安価で提供できる「特価商材」という商品が出るのですが、その商品をいち早くお客様にお伝えして注文を取ろうとしたときには褒めてもらいました。

入社半年くらいで、まだ営業職になる前のフロント業務だったので、直接お客様に商品をご案内する立場ではなかったんですね。ただ、特価商材の情報は手元にあったので、自分が売り込んだんです。言わばセールスの仕事を肩代わりするような形になったのですが、結果的にはビジネスにつながって。先輩から「それでいい」と言ってもらえました。営業だけが商品を紹介するのは正解ではないから、どんどんやれと。
そのあたりから積極的にお客様と話したり、やり取りすることが楽しくなっていったので、のちにセールスにまわったときにもすんなり入れましたね。

逆に失敗してしまったことはありますか?

お客様の立場になって考える。

お客様から受注した商品のデザイン変更があって、納品時にはまったく違う仕様のものがお店に届いてしまったことがありました。
こちらとしては、「メーカー様の方で変更があって、連絡が来ていなくて…」という言い訳をしたのですが、そのときにお客様からお叱りをいただいたのが
「私はイモトの新井から買っているんだよ」という言葉でした。

確かに、お客様から見ればメーカー様がどうこうというのは関係ない。窓口となっているのは私であり、イモトですから。自分の役割と責任を再認識しました。

営業職として求められているベースの部分ですね。

商品を扱うのは、わたし。

今お話したこととつながるのですが、お客様からすれば商品自体はどこから買っても同じ。
そのなかでも当社を選んでいただく、新井から買っていただくには私自身を売り込む必要がある、ということです。

先輩からも「自分を売り込みに行けよ」と言われています。その先輩から担当を引き継いだお店に行くと「あの人元気?」といまだに名前が出るんですね。営業スタイルを聞くと、新規で訪れるお店には取り扱いブランドの一覧以外の資料は持参せず、とにかくコミュニケーションを取る、世間話から始めて、まずは自分を知ってもらうことに努める。そうやって信頼を築いていくからこそ、いまだにお客様から気にかけていただけるのだと思います。私も早く人間性を買ってもらえるようなセールスマンになりたいと思います。

後輩の方が、新井さんによく助けられると言っていました。

後輩とともに成長していく。

嬉しいです。彼とは一年違いの入社でしたので、いっしょに悩みながら仕事してきました。
以降、後輩も増えてきましたし、新入社員の研修にも参加しているのでアドバイスすることもあります。後輩に教えることは自分の成長にもつながるんです。

気を付けているのは一方的に言いたいことを言うのではなくて、後輩が自分の言葉をどう受け取ったのかという所までフォローすること。私が先輩からもらった言葉に勇気づけられたように、後輩にも良い影響を与えられたらと思っています。

就活生のみなさんには、後悔のないように精一杯就職活動をして欲しいです。そうやって念願叶って入った会社ならば、入社後も高いモチベーションで仕事が続けられると思います。その会社がイモトだったら嬉しいですし、そのときにはしっかり先輩としてアドバイスさせてもらいます!

※ 所属部署は、インタビュー当時の部署を掲載しております。

一日のスケジュール

  • 6:30

    6:30

    起床

  • 8:30

    8:30

    出社

  • 9:00

    9:00

    内勤

    商談準備や販売促進ミーティング

  • 12:00

    12:00

    ランチ

    お客様からオススメ店を聞くのも楽しみ

  • 14:00

    14:00

    営業活動

    展示会。小売店様へ適した商品をご案内

  • 16:00

    16:00

    営業活動

    店舗ラウンド。販売状況の確認、商談

  • 19:00

    19:00

    帰宅

  • 23:00

    23:00

    就寝

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